日本(人)とベトナム(人)

2015年12月 3日 (木)

謝らないのでプンプン事件

先日、さくらフレンズカフェで、こんな怒り沸点事件があった。

その日は、さくら日本語センターに日本からたくさんのお客さんが来て、文化交流をするということで、センターのベトナム人スタッフがカフェで準備をしていた。
このカフェは目的の一つが文化交流ということもあり、和式の一部屋がそのときばかりは、障子を取り払って舞台に早変わりする構造になっている。
障子を運んだ際に、障子が、和紙で作られた電灯の笠にぶつかって、笠が落ち、和紙が破れて壊れてしまった。
私は外からカフェに入った直後で、この瞬間を目撃した。えー!かさが破れてしまった!どうししよう!
このかさはイサム・ノグチのデザインで、和紙で球型の、日本では相当昔からある定番の有名なもの。カフェが5年前にオープンしたときに、このカフェの改装を担当した日本のデザイナーと相談して取り入れ、みなとても気に入っているものだった。日本から取り寄せるには、時間とお金がかかる。

2011_08070005
 
そこには、10人くらいのベトナム人がいたが、落ちた直後は一瞬固まって、みな誰もなにも言わない。
私は、落ちたことももちろんショックだが、なにより、そこにたって、険しい顔をしているオーナーの私に誰も何も言わないことが、不思議で、納得できない。

責任者のベトナム人が「竹内さん、今日のお客は19人、いすは30用意します」と何事もなかったかのようにのんきにいった。なにぃ!!(いま、ほかにいうことあるだろ、とにわかに私の気持ちは、不思議から怒りモードに転じる。)

 
このかさ、いま、どうしたんですか!?!」件のベトナム人はシーン。もう一人の直接担当のスタッフに「このかさどうしたんですか!!」そのスタッフも「シーン」(、突如、私の頭は怒りモードへ!)。私「こういう場合、普通、いう言葉があるんじゃないですか」全スタッフ「シーン」(こちらの怒りは沸点に!)
私「落ちたことに文句はいわない。壊れたことも仕方ない。でもまず、すみませんか、ごめんなさいでしょ!!」スタッフ、はじめて気づいたように一人のスタッフが「すみませーん」。


Dsc08155 

セロテープでなんとか修復にこれつとめた(現在、日本に発注中)
 
Dsc08154


ベトナム人から謝りの言葉をきくことはあまりない。それより、自分がまちがったとき、まず「いいわけ」を考えることが多いのではないか。

そのことを私のところの気心がしれたベトナム人スタッフにいうと、「その(シーン)、の間、ベトナム人はきっと、自分は悪くない理由、一生懸命言い訳を考えていたと思いますよ。ベトナム人は、すぐ謝るという習慣がないですね。日本人はすぐ謝る。謝りすぎと思っているベトナム人もいます。」と。なるほど。

確かに日本人は、「すみません」「ごめんなさい」を連発してとりあえず、謝っておく、ということも少なくない。でも、適切な謝罪は、トラブルが起きたとき、その後の人間関係をスムーズにすることのためにとても重要なことと思うが、どうだろう。
混雑なところで人とぶつかったとき「ごめんなさい」といわれれば、たとえ相手が多少悪くても「こちこそ^@^」といいたくなるのではないか。

謝らないのでプンプン事件

先日、さくらフレンズカフェで、こんな怒り沸点事件があった。

その日は、さくら日本語センターに日本からたくさんのお客さんが来て、文化交流をするということで、センターのベトナム人スタッフがカフェで準備をしていた。
このカフェは目的の一つが文化交流ということもあり、和式の一部屋がそのときばかりは、障子を取り払って舞台に早変わりする構造になっている。
障子を運んだ際に、障子が、和紙で作られた電灯の笠にぶつかって、笠が落ち、和紙が破れて壊れてしまった。
私は外からカフェに入った直後で、この瞬間を目撃した。えー!かさが破れてしまった!どうししよう!
このかさはイサム・ノグチのデザインで、和紙で球型の、日本では相当昔からある定番の有名なもの。カフェが5年前にオープンしたときに、このカフェの改装を担当した日本のデザイナーと相談して取り入れ、みなとても気に入っているものだった。日本から取り寄せるには、時間とお金がかかる。

2011_08070005
 
そこには、10人くらいのベトナム人がいたが、落ちた直後は一瞬固まって、みな誰もなにも言わない。
私は、落ちたことももちろんショックだが、なにより、そこにたって、険しい顔をしているオーナーの私に誰も何も言わないことが、不思議で、納得できない。

責任者のベトナム人が「竹内さん、今日のお客は19人、いすは30用意します」と何事もなかったかのようにのんきにいった。なにぃ!!(いま、ほかにいうことあるだろ、とにわかに私の気持ちは、不思議から怒りモードに転じる。)

 
このかさ、いま、どうしたんですか!?!」件のベトナム人はシーン。もう一人の直接担当のスタッフに「このかさどうしたんですか!!」そのスタッフも「シーン」(、突如、私の頭は怒りモードへ!)。私「こういう場合、普通、いう言葉があるんじゃないですか」全スタッフ「シーン」(こちらの怒りは沸点に!)
私「落ちたことに文句はいわない。壊れたことも仕方ない。でもまず、すみませんか、ごめんなさいでしょ!!」スタッフ、はじめて気づいたように一人のスタッフが「すみませーん」。


Dsc08155 

セロテープでなんとか修復にこれつとめた(現在、日本に発注中)
 
Dsc08154


ベトナム人から謝りの言葉をきくことはあまりない。それより、自分がまちがったとき、まず「いいわけ」を考えることが多いのではないか。

そのことを私のところの気心がしれたベトナム人スタッフにいうと、「その(シーン)、の間、ベトナム人はきっと、自分は悪くない理由、一生懸命言い訳を考えていたと思いますよ。ベトナム人は、すぐ謝るという習慣がないですね。日本人はすぐ謝る。謝りすぎと思っているベトナム人もいます。」と。なるほど。

確かに日本人は、「すみません」「ごめんなさい」を連発してとりあえず、謝っておく、ということも少なくない。でも、適切な謝罪は、トラブルが起きたとき、その後の人間関係をスムーズにすることのためにとても重要なことと思うが、どうだろう。
混雑なところで人とぶつかったとき「ごめんなさい」といわれれば、たとえ相手が多少悪くても「こちこそ^@^」といいたくなるのではないか。

2014年10月18日 (土)

入国審査で、お金を取り返したゾー!

今年に入って、もうベトナムに来るのは、4回目。こんなに頻繁に往復するのは、レジデンス許可があるからだ。ビザを取らなくても済む。

あの、在日ベトナム大使館のスタッフにいらいらしなくても済むだけでも、ありがたい。

昨年の11月に私たちの縫製工房「アートさくら」が法人の会社としてたちあがり、念願のレジデンス許可を得た。(これもロングストーリだが)。このレジデンス許可は、レジデンス(居住)というくらいだから、居住のために必要で、また!公安が来たときに、これで、撃退できるんだ!大事なもの、と金庫の奥深くにしまってしまった。

今年に入っていつだったか、ホーチミン経由で日本に帰るとき、まずANAのカウンターに行った。パスポートとEチケットを出すと、担当の女性の顔が曇る?なに?なに?

私はすぐに気が付いた。そうか、ビザがない。レジデンスカードが必要なんだ!と。でも、あの大切なレジデンスカードはダナンの事務所の金庫の中奥深くに大事にしまってある。「レジデンス」という言葉にこだわって、居住のためだけとおもい、それが出国で、必要とは思いもしなかった。わー、どうなるんだ。明日は、会議だ。どうしても、今日帰らなければ、こまるう!!

そう、緊迫した表情で訴えるわたしに、ANAのベトナム人女性スタッフは、「こちらにきて。なんとかやってみますから」と言って、出国管理のところへつれていってくれ、事情を説明してくれた。怖そうな顔をした官吏がえらそうに事情を聴いて、私のところへくる。

「なんで、レジデンスカードがないんだ。それでも出国するなら、200万ドン~500万ドンかかる。」といいながら、パスポートをのぞく。すでに、15日以上の延長だ。

ANAの女性スタッフが、「領収書をもらってください」と、私にこっそりと告げる。領収書?なんで?ANAの女性は、なんでわからないの?という顔をして、私に「ぜひもらって」と・

「領収書」。そうか、私はすぐに気が付いた。あの官吏に余計な金が渡らないようにするためだ!ANAのお姉さんに「わかった!」とVサイン。

官吏は「あなたの場合、300ドン」というので、私は、それで、今晩の飛行機に乗れるならありがたい。」と300万ドン払った。ここで、領収書とかなんとかいうと、出国できないと困る。

ともかく、もらった出国許可証を手に出国の手続きをし、一歩国外に出て、そのままクルリと振り返り、「チョートーイ、ホアドン」(領収書ちょうだーい)と大声で、さっきの係官にいった。

係官は振り返り、すごーくいやな顔をして「こっちにこーい」と手招きする。もう一度国外にでたものの、またベトナム側に戻る、でも、パスポートは「出国」だから気はすこぶる強気だ。

係官はしぶしぶ領収書を私に渡した。みると200万ドンの数字!「私はさっき、300万ドンわたしたよ」と大声でいう。係官は首を振る。私はもう一度「300万ドンわたしたよ。100万ドン返して!」としくこくいう。

私の剣幕にさすがの係官も、面倒になったに違いない。奥の部屋にいき、100万ドンをもって、私にそっとてわたした。ったく!!

それにしても、この「出国、入国でいろいろある」というのをきいていたが、こういうことであったか。

飛行機に乗り込むとき、さっきのベトナム人のANAのお姉さんがいた。「ありがとう。あなたの教えてくれた「領収書」のおかげよ」と私は、彼女に嬉しくなって伝えた。同じベトナム人でもいろいろいます。

帰ってきて、この武勇伝をベトナム人にいったところ「出国、入国でとられうことはあっても、あなたのように取り返してきた人ははじめてきいた」といわれた。

入国審査で、お金を取り返したゾー!

今年に入って、もうベトナムに来るのは、4回目。こんなに頻繁に往復するのは、レジデンス許可があるからだ。ビザを取らなくても済む。

あの、在日ベトナム大使館のスタッフにいらいらしなくても済むだけでも、ありがたい。

昨年の11月に私たちの縫製工房「アートさくら」が法人の会社としてたちあがり、念願のレジデンス許可を得た。(これもロングストーリだが)。このレジデンス許可は、レジデンス(居住)というくらいだから、居住のために必要で、また!公安が来たときに、これで、撃退できるんだ!大事なもの、と金庫の奥深くにしまってしまった。

今年に入っていつだったか、ホーチミン経由で日本に帰るとき、まずANAのカウンターに行った。パスポートとEチケットを出すと、担当の女性の顔が曇る?なに?なに?

私はすぐに気が付いた。そうか、ビザがない。レジデンスカードが必要なんだ!と。でも、あの大切なレジデンスカードはダナンの事務所の金庫の中奥深くに大事にしまってある。「レジデンス」という言葉にこだわって、居住のためだけとおもい、それが出国で、必要とは思いもしなかった。わー、どうなるんだ。明日は、会議だ。どうしても、今日帰らなければ、こまるう!!

そう、緊迫した表情で訴えるわたしに、ANAのベトナム人女性スタッフは、「こちらにきて。なんとかやってみますから」と言って、出国管理のところへつれていってくれ、事情を説明してくれた。怖そうな顔をした官吏がえらそうに事情を聴いて、私のところへくる。

「なんで、レジデンスカードがないんだ。それでも出国するなら、200万ドン~500万ドンかかる。」といいながら、パスポートをのぞく。すでに、15日以上の延長だ。

ANAの女性スタッフが、「領収書をもらってください」と、私にこっそりと告げる。領収書?なんで?ANAの女性は、なんでわからないの?という顔をして、私に「ぜひもらって」と・

「領収書」。そうか、私はすぐに気が付いた。あの官吏に余計な金が渡らないようにするためだ!ANAのお姉さんに「わかった!」とVサイン。

官吏は「あなたの場合、300ドン」というので、私は、それで、今晩の飛行機に乗れるならありがたい。」と300万ドン払った。ここで、領収書とかなんとかいうと、出国できないと困る。

ともかく、もらった出国許可証を手に出国の手続きをし、一歩国外に出て、そのままクルリと振り返り、「チョートーイ、ホアドン」(領収書ちょうだーい)と大声で、さっきの係官にいった。

係官は振り返り、すごーくいやな顔をして「こっちにこーい」と手招きする。もう一度国外にでたものの、またベトナム側に戻る、でも、パスポートは「出国」だから気はすこぶる強気だ。

係官はしぶしぶ領収書を私に渡した。みると200万ドンの数字!「私はさっき、300万ドンわたしたよ」と大声でいう。係官は首を振る。私はもう一度「300万ドンわたしたよ。100万ドン返して!」としくこくいう。

私の剣幕にさすがの係官も、面倒になったに違いない。奥の部屋にいき、100万ドンをもって、私にそっとてわたした。ったく!!

それにしても、この「出国、入国でいろいろある」というのをきいていたが、こういうことであったか。

飛行機に乗り込むとき、さっきのベトナム人のANAのお姉さんがいた。「ありがとう。あなたの教えてくれた「領収書」のおかげよ」と私は、彼女に嬉しくなって伝えた。同じベトナム人でもいろいろいます。

帰ってきて、この武勇伝をベトナム人にいったところ「出国、入国でとられうことはあっても、あなたのように取り返してきた人ははじめてきいた」といわれた。