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2012年7月

2012年7月25日 (水)

サービス、日本とベトナム、どうすりゃいいのさ

さくらフレンズカフェをベトナム人のスタッフとともに運営するにあたって、つくづく困るのはサービスのやり方の国による違いだ。そもそも、ベトナムにサービスの観念なるものがあるのか??大方「買いたければ、買え」って調子である。

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(さくらフレンズカフェでササービスの研修、これが、なかなか、定着しなくて)  

日本は世界にも誇るサービスの行き届いた国だ、とここにきて、改めて思う。日本中、どこにいっても、どこの店に入っても大方いたれりつくせりのホスピタリティで、気分よく過ごすことができる。たとえ、何も買わなくても「ありがとうございます!」と背中に声がかかる。とても気持ちよく、また来ようかなって、思える周到なるお客様王国だ。

翻って、ベトナムは、どこの店に行っても総じて売主は「売ってやる」とわんばかりの尊大な態度が多い。ニコリともなしだが、根がオープンマインドだから、こちらが、ニッコリすると、やっと向こうも笑顔で応えてくれる。

雨季、どんな大雨に打たれようとも、カッパを着て路上でものを売る女たちの姿は感動的で、その商売人根性はすごいと思うが、だからといって、日常、愛想よく熱心に声をかけて売る気配はあまりない。相変わらず、「買いに来るなら、売ったげる」の風情。

昔は、値段交渉のおおらかさがあった気がするが、最近は、こちらが、値段交渉をしようものならこわい顔でにらまれ、「あんたには、売らないね!」てな雰囲気で、一緒に値切ってくれるベトナム人には、裏切者よろしく毒づいている。

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(ベトナムじゃ「いらっしゃいませ」なんて、いわないし。。。)

この「さくらフレンズカフェ」がオープンしたときに、お客様への日本流接待教育を行った。入ってこられるお客様には「いらっしゃいませ」と大きな声でいおう、「いつも微笑みを。笑顔は最高のごちそうなんだよ」、メニューを渡す時、「はい、メニューです」と声掛けする、帰るお客様には「ありがとうございました、と元気よく!」などなど、くどくど、しつっこく。

こうした、日本では実に当たり前のサービスの最低限のことを口を酸っぱくして言うが、「はいはい」と快く聞いてはくれるものの、さてあまり効果がない。

日本人が入ってくると、かろうじて小さな声で「いらっしゃいませ」はいうが、ベトナム人に対しては、何も言わずむっすり。「いらしゃいませ、と言ったら、かえってベトナム人は何かって驚きますよ」と、いっこうに改善される気配はなし。ベトナム人だって「シンチャオ」と言われて、嫌な気のするひとは、いないのよ!

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今年の3月、日本に留学したさくらフレンズカフェのスタッフ(希望の村出身)が日本の我が家に3か月ほど、ホームステイをしていた頃の話をひとつ。

テレビをみていたら、老舗の日本料理店の旦那が「のれんをくぐってきたら、ネコにでも、心をこめて、いらっしゃいませ、をいうのだ」と先代からの教えを、若いスタッフに熱心にいい伝えている場面があった。

この時、私は、鬼の首でもとったごとく、ほらね、これが日本のサービスというものなの、とフンと鼻をならす勢いで彼女にいった。われらがスタッフの大黒柱だったビンちゃんいわく「日本では、仕事場では、いらっしゃいませ、と一生懸命声をかけるのに、家の近所ではみんな、あまり、お話もしていないようだけど、どうして?」と逆に聞かれて、虚をつかれた。

 なるほど、そうきたか。この日本とベトナムの文化、人間関係のありようの違いについての彼女の指摘は言い得て妙だ。日本は仕事場では、ネコが入ってきても「いらっしゃいませ」。だけど、この日本人はおそらく、近所どころか家族ともろくろく話もしない可能性もある。

家族と近所づきあいが大事にされて、きわめて近い関係をいまだ保っているダナンからやってきたベトナムの少女にとって、日本の静かすぎる住宅街や団地などの人間関係のありようは、そうとう不気味に感じたのではあるまいか?

毎日、ダナンの路地裏で近隣のうるさいほどの語らいを見聞きしている私にとって、彼女の気持ちはよーくわかる。家族でやっている店など、家の奥の間の延長で、スタッフが店のどこで食べても、寝ても、はたまたテレビをみていてもOKだ。これは、日本人のサービスマナーからは信じがたい。

仕事一筋、家族第一、どちらがいいかなんて、言えたものでもない。

このさくらフレンズカフェ、サービスのマニュアル化は難しく、まだまだ行き届かないところもあるが、スタッフは、みな、心温かい面々ばかり。手前味噌だが、店の雰囲気はすごくいいと思っている。心をこめての接待に、国境はない。

(竹)

2012年7月10日 (火)

和紙の人形作り

和紙の人形作りが人気で、またまた、図に乗って、何度もこちらで教えています。

6月29日、さくらフレンズカフェを訪れた相手は、ちょっと変わっていて、ダナン切り紙クラブのみなさんです。ダナン大学の学生さんを中心に、日本の伝統文化の「切り紙」を自分たちで作っているグループです。そんな日本文化に心寄せるグループがあるのが不思議でもあり、うれしくもありますね。

これは、みごとで、これを売って生活困難な子どもたちのために役立てているそうです。

実は、ふぇみんの支援する「希望の村」のカード作りも彼らに教えてもらっているというのですが、これはそのカードを日本でいっぱい売ってきたのに、これを子どもたちがこのグループに教えていただいていたとは、知らないことでした。その、作品は次回に紹介するとして、ともかく、今回の和紙作りの写真を送ります。l

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本日の和紙人形の作品です

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みなさんの作品です。さすが、「切り紙クラブ」の面々、なれていますね

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ダナン「切り紙クラブ」のみなさん


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「できたー!」


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ボンドでつけて、一時間くらいかかりました

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おまけの、折り紙。これは、なんだー??

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私のまっかな唇!くちびる、くちびる・・・不気味です。



2012年7月 4日 (水)

今日のお客さん

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今日のさくらフレンズカフェのお客さん。さくら日本語学校の44期が終了。終了を祝って、各クラスの懇親会でにぎわった。

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